2002年1月18日 プノンペン

 カンボジアの首都プノンペンでも、大学のゼミのテーマ「異文化コミニュケーションに関するアンケート」を行うことにした。

 でも、カンボジアでアンケートやらを行うというのは、ひょっとして危険な行為ではないかと、頭のどこかで考えていた。まさかアンケートをして スパイの罪で捕まるなんてないよなーと。しかし、僕にはかつて、あの北京でアンケートをやったという自信がある。 (あの共産主義国の公安に捕まらなかったぐらいだ、どこの国でもできるだろう) と言うとっても不安定な自信がある。

 その自信がこのカンボジアでも僕を動かした。

 向った先は経済大学。門まで行き、中を伺う。門番に警官っぽいガードマン。そして門の中のキャンパスは他国に比べ、なんか硬い雰囲気。一瞬ためらった。しかし、僕には北京の自信がある。堂々と 胸を張って門を通り過ぎた。しかし、ゴツイ顔の門番に捕まる。
 門番に必死に訴え、国際学生証を見せる。英語が通じないので、近くにいる学生に通訳してもらった。僕はつい「プロフェッサーに会いに行くんだ」という嘘をついてしまったが、門番納得。キャンパスに入れもらう事になった。

 キャンパスの中に入ってしまえば こちらのもの。どこの国に行っても大学のキャンパスの中は、キャンパスの外と違う空気が流れている。その中では違う国籍の人間でも同じ若者として見てくれる、なにか居心地のよさを感じる。カンボジアの学生は、ほかの国と同様 親切に答えてくれた。
 4組目の固まっている学生に声をかけると、1人が日本語を勉強しているとのことだった。彼はナリ君という21歳。しばらくの間、簡単な日本語で話しをしていると、彼がアンケートを手伝ってくれるという。彼についていくと、30名ほどの こじんまり とした教室に着いた。ナリ君は教壇に上り何か話はじめ、僕にも挨拶をさせ、アンケート用紙を配った。嫌がる人は誰一人もいなく、みんな真剣に書き込んでくれる。その行為を3回すると、目標の80名から簡単にアンケートを収集することが出来た。

 いやー、しかし、助手というものは実に楽なもの。タイではアンケートに3日 費やしたというのに、優秀な助手をもつと2時間で終わってしまう。これから他の国でアンケートをするとき、暇そうな学生の助手を見つけてから、アンケートを始めた方がいいなと疲労を感じてない体が教えてくれた。

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