2001年1月15日 プノンペン

カンボジアに来て一番感じた事は、子供の笑顔が生き生きし過ぎていると言う事。小さいながら何かに縛られながら生きている日本の子供たちは 彼らの純粋な笑顔に勝つ事は出来ないだろう。カンボジアの子供たちと遊び 僕が笑い掛けると、彼らは 何十倍もの笑顔で答えてくれる。眩しすぎる。その笑顔を見ていると、ポルポト時代の暗さは消え、明るい未来にカンボジアが進んでいるように思われた。

 しかしプノンペンにて衝撃的な光景をみた。
 昼食を食べ、街中を歩いていると、10歳ぐらいの男の子だろうか、2人で 鼻と口にビニールを押し付けている。まさかと思い、近くに寄ってみると その袋の中には、少量の液体が入っていた。匂いからして明らかにシンナーだった。
 以前、話で聞いた事がある。子供に過酷労働をさせるとき、シンナーを与える。それ欲しさに、お金も食事も与えられずも子供は過酷な条件の元に働くと言う。まさかその事が僕の前で起きているとは。
 さらに ショッキングな事に 路上で幼い少年がシンナーを吸っているのに 周りの大人たちは 何も注意しない。何なんだ、この社会。カンボジアをよく知る人に聞くと、ポルポト時代の虐殺やら長い侵略の歴史のために、カンボジア人はお互い お互いを あまり信用しないよう。そのために互いの事を干渉もしないという。

 ツーリストが見た表面上のカンボジアは 明るい物に見えたが、まだまだカンボジアの奥底には暗い何かがあるように思えた。また子供たちの素敵な笑顔も すごく不安定なものなんだと知らされた。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中