2001年5月15日 ルンビニ バナラシ

気がついてみれば、もう1ヶ月。楽しい時って時間の流れがあっという間。ホームシックにかかったらすっげー遅く感じるんだろうな。    1ヶ月で何か変わったかなー? と自分を見つめてみると、日に焼けたのと、髭がのびたぐらいかな? 中身は、まだまだ変わってないように思う。そう髭!! 俺が伸ばす事はみんなから賛否両論の意見をもらうけど、もし、似合わない!! と言われても絶対伸ばします。パキスタン入って、髭を生やしてないと、ホモセクシャルな人と誤解されるらしい。とってもそんな事には巻き込まれたく無いので、それまでにはパキスタン人に誇れる立派なのを蓄(たくわ)えておかないと。

今インドのバナラシというガンガー沿いの街。インドで最もインドらしいところであろうか。ヒンドゥ教の聖地であるこの街を歩きながら朝日を浴び沐浴する人々、路地裏の人々などを観ていると、この街にもまた、神に支配された何かが人々の心の中に潜んでいると感じた。この街に来る前は、お釈迦様の生まれたルンビニ、国境ぞい街スノウリに一泊づつした。    ルンビニ、ここはブッダが脇の下から生まれたという事で、人々からよく知られた街かと思う。しかし観光地としては何とも ”寂れた所” なのだ。多くの人から「あそこは何にもない」と言われ続けて来た。俺の中で、ルンビニとは ”おっそろしく、つまらない所だ” というイメージは膨らんでいた。それを承知で俺は行きたかった。とにかく、沈没の地 ”カトマンドゥ” から脱出したいという思いと、インドに行く前にゆっくりとしたい、と いう想いからであった。おそらく今まで行った観光地の中で一番期待しないで行った場所でないであろうか。    カトマンドゥからローカルバスに揺られ8時間、ルンビニ着くとなんとも、のどかな風景が迎えてくれた。本当に何にも無い。宿に泊ると自分たちは ”1週間ぶりの客” であった。強い西日を浴びながら、各国のお寺をまわっていく。疲れたら木陰に腰をおろし、木漏れ日に照らされながら、遠く昔に生まれた釈迦の事を思う。そして、俺も ”仏教徒” だったことを思い出した。俺にとっての宗教て何だろう? と思い、お寺に行き瞑想してみた。ちょっとでも答えは見つかるかなと思ったが、無理だった。  ルンビニは俺にとって、いいところだった。というのも、考え方のせいであろう。旅を評価する時、二つの考えに別れる。 ”プラス的思考” と ”マイナス的思考” である。    よくツアーのおばさんが、なんだかんだ文句を言って愚痴をゆうのがマイナス的思考。旅する場所に大きな期待を込めていき、その場に行くと「なんだたいしたことないね」とマイナスを見つけて行こうとするのだ。  やはり旅はプラス的思考でないと、なにかいいものにあったらポイントをプラス、いい交流が出来たらまたプラスとしていくとなんだか楽しくなってくるのである。    ルンビニに関して言えば、評価基準は0からでなく、マイナスポイントをもってこの地におりたった。 あまり観光客なれしてない人たちに出会い、やさしくしてもらい、些細なものを見つけてはプラスが増えていった。    次の日泊ったスノウリという所は最悪である。国境の街で盗難が多発すると聞いていた。俺はかなり気を引き締め緊張していた。バスで40分ほどしか離れてない街なのにこうも違うのかと思った。

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